参加者が創意工夫して設計・施工した実物大の耐力壁どうしを油圧ジャッキで綱引きし対戦させるイベントです。木の良さを最大限に生かしつつも、耐力壁の幅広い意味での実用性を競う場となっています。1998年より毎年開催しています。実行委員会のメンバーとして当初から関わっています。湘北短大の学生の有志メンバーには、毎年、パンフレットの原稿作成やイベント当日の撮影や受付サポートに活躍してもらっています。
創意工夫を凝らしてつくられた木造耐力壁が、対戦形式で、順次、壊されていきます。破壊の様子をみると、設計の勘所がつかめます。補強したつもりの箇所がその補強効果を発揮できなかったり、別な場所が破壊することになったりと、実際の様子を観て初めて分かるこがも多くあります。
生活プロデュース学科の住まいとインテリアコースで建築のことを学んだ数名の学生に、毎年ボランティアスタッフとして関わってもらっています。サポートスタッフとして関わる中で、対戦の様子を観察して、実際の建物がどのように壊れるのかという知見を得ています。
10回目、12回目と節目と考えて、このイベントを終了するという検討もなされまいたが、技術を磨くことができる意義あるイベントであるとの声を得て、2010年に13回目を実施しました。今後も引き続き行っていく予定です。
木造耐力壁ジャパンカップ公式サイトへのリンク
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