「しくみをみよう」構造目線

 ななめ 斜め 

 長方形が平行四辺形に変わるとき、

 対角線の長さが変わる。

 長くなる対角線が長くならないように引きしぼる。

 短くなる対角線が短くならないように突っ張らせる。

 そうすると、長方形のまま、形は変わらない。

 対角線に目を転じれば、

 長方形の中に三角形を作っていることに気づく。

 三角形は、

 辺の長さが変わらなければ角度も変わらない。

 角度を変えなければ、辺の長さも変わらない。

 角の部分がしっかりしていなくても形を保つ。

 その一方で、

 角度が変わらないように、角をしっかり補強する。

 そうすれば三角形がなくても変形しない。

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