山を見学させたいただいた際に驚いたのは、
私が普段見ていた山の景観というのは、
林家さんによって
端から端まで手入れし育てられたものであったことです。
高く生い茂る木がたくさんある中でも、
林床にしっかり光が差し込んでいる様子が
とても綺麗で印象に残っていますが、
そのような風景も
手入れが行き届いているからこそのものなのだと
知ることができました。
利益や需要を考えるのならば
スギやヒノキばかりを植えればいいが、
果たしてそれは本当に自然のためになるのかというお話は、
私自身思ってもいなかったもので、
今回の見学がなければ知り得なかった課題だと感じました。
林家さんが、ほかの方が中々植えない植物も育てたり、
百年以上の木を切らずにつなごうとされる姿や、
日昭木材さんがスギやヒノキだけでなく
めずらしい木も製材を行われる姿を見て
こういった行いが木の豊かさに繋がるのだろうなと感じました。
木一本にしても林家の方、森林組合の方、製材所の方、加工所の方など
本当に多くの人の思いが詰まっていることを学びました。
それを知ったからこそ、
ほかの人にも知ってほしいという思いをより持てるようになりました。
(H.K)
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