林業を行うにあたって、
「木によって加工法が変わるため、
混合林よりも一種類またはなるべく同じ種類の森の方が
木を切り出荷する際に面倒でなくて良い」
というような内容を中高の地理で習った記憶があります。
しかし、
見学に行かせていただいた林家の鈴木さんは
景観のことやそこに暮らす生き物たちのこと、
受け継がれてきた土地(森)のことなど
様々なことを心がけて林業を営んでいると知り、
驚くと同時に林業の奥の深さに興味が湧きました。
また、
木も余すことなく、森に生える植物も余すことなく、
と何百年もほとんど変わらない生活ができるのは素敵なことだなと思いました。
丸太の競り市場を見て、
漠然としていた木が売り物になるという感覚がスッキリとしたように感じます。
素人の目で見ても明らかに良さそうだなという丸太から、
こんな丸太も売れるのだというものまで様々でとても面白かったです。
フジセンさんの工場を見学して、
単に加工すると言っても加工技術は様々であり、
やはり木を余すことなく活用していてすごいなと思いました。
木と木を合わせているのだろうなというものも身の回りにたくさんありますが、
改めてその加工の工場を目にして技術の美しさに驚きました。
ランドセルを買うとついてくるというホイッスルが
とても綺麗で可愛くて小学生が羨ましく思いました。
日昭さんでの製材見学は繊細さと豪快さを併せ持った技術に、
見学前に先生から聞いていた通りかっこいいなと思いました。
書き込みがされている訳でもないのにするすると角材に製材していく様子は
見ていて気持ちが良かったです。
松はヤニが出ると聞いて、
実家の家の柱に使われている気が松だったのだなという事も知れて良かったです。
(K.R.)
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