生活プロデュース学科の住まいとインテリアコースの学生の必修科目です。
1年生の後期の科目です。
住居の構造について、基本的なことがらを伝えます。木造、RC造、鉄骨造などについて、時として模型などを用いながら説明し、専門用語をかみくだいて説明します。
専門的な知識を得てもらうために行う授業ではあるものの、その理解を助けるために、人間関係などをたとえに使って説明しています。
いつの間にか、人生論や恋愛論の授業になっていることもあります。
構造学というと難しい学問で、面白くない授業だと思われがちです。
でも、空間をプロデュースしたり、インテリアデザインをする際に、構造についての知識は欠かすことができません。その重要性を初回の講義で伝えています。
「ドーナツの穴は、ドーナツを食べた時に、なぜなくなるのか?」という話を元に、みんなで考えてもらいます。
木造建築を設計する場合に、木についての知識は必要不可欠です。
まずは木について知ることからスタートします。
木にもいろいろな種類があることも知ってもらいます。
木造建築で、尺や寸といった昔から用いられている長さの単位についても体得してもらいます。
木と木をつなぎ合わせる継手や仕口については、実物を観て学んでもらっています。
鉄筋コンクリート造のことをRC造と呼んでいます。
鉄とコンクリートの相性が良いために成り立っている構造物です。
構造の授業であるのに、恋愛関係の相性の話にも触れることにしています。
鉄骨造に用いられている鋼材は粘り強い性質も持つ材料です。
粘り強さを持つ人にこそ、仕事を任せることができる。というような話も併せてします。
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