大相撲の今日は7日目で中日(なかび)
15日間 毎日 取組がある
力士同士が15日間対戦する
その終末を15日目に迎える
最終日は千秋楽と呼ばれている
15日間の対戦で勝ち星が一番多い力士が優勝杯を手にする
泣いても笑っても15日間で決着がつく
対戦相手、取組は前日に発表される
番付の上位の力士同士の対戦は終盤に組まれる
勝ち星が多い力士同士、優勝争いをする力士の対戦も終盤に組まれる
千秋楽に近づくにつれて優勝争いが盛り上がっていく
中日は折り返し地点なので、この段階では優勝者が誰になるかはわからない
ある程度優勝候補が絞られてくるのだろうけど、そこから先の結果は読めない
終盤になってくると 力士の疲労が蓄積してくる
怪我をする力士もいる
万全ではない状態で 重要な取組を迎えることになる
15日間をどう闘い抜くか 力士の正念場はこの期間中のすべて
一番、一番をしっかり取り組んでいくと力士はインタビューでコメントすることも多い
その一番、一番の積み重ねが十五番の取組結果となる
15日間の最後 千秋楽がすべての締めくくり その終末に向かって観戦者の楽しみが満ちていく
8日目の中日は折り返し地点
中日で峠を越えるような印象を受ける
中日を越えると千秋楽に向かって坂道を降りていく
千秋楽は最高の盛り上がりを見せる日ではあるけれど 最後の落ち着きどころともいえる
そこですべてを終える
終末に向かう中での中間地点に頂上がある?
大相撲の土俵そのものはその期間中だけ設置されている
何もないところから始まり、最後は何もない形に戻る
終末に最高潮を迎えるのだけれど そこは頂上ではないのかもしれない
登り詰めて行くのではなく 登って降りる
落ち着くところに落ち着いていく
千秋楽の楽は、落の意味につながるのかもしれない
最後は落ち着いて終わる
最後の区切りは落ち着かなければ終われないということか
落ち着くためには登って降りないといけないのか