2021年9月7日から8日まで2021年度日本建築学会大会が名古屋工業大学にて?創意工夫を凝らしてWEB開催されました。
私自身、発表はしませんでしたが、オンラインでパネルディスカッションや研究協議会、研究懇談会に聴講・参加しました。
通常、開催地に出向いて参加するときには、空き時間をつくっては市街地散策して街や建築物などを見て回ったりしますが、
オンラインではそういう機会を設けることができません。
(RPGのように仮想キャンパス内を巡ることができるサイトなどもありましたが、それほど利用はしませんでした。)
そのため、初めて、4日間フルに午前、午後、すべての時間に渡って聴講してしまいました。
結構ハードな4日間でした。
大会のプログラムは日本建築学会のWEBサイトで確認できます。
資料のpdfもサイトからオンラインで購入できます。
興味あるものの中から選んだ9つでしたが、
すべてが興味深い内容で、
それぞれから新たな知見を得ることができました。
オンラインでも十分、新たな知見が得られました。
通常の大会と同様、その時間全部を聴講しようとすると時間帯が重なっているものは聴講できません。
次年度以降、パネルディスカッションのWEB開催する仕組みが活用されることがあれば、
日程が長くなっても、重ならないような実施方法も検討してもらえるとありがたいと思いました。
参加したPDなどのタイトルは次のとおりです。
何が専門分野なのか不明な感じの並びですが、
現在、どのテーマも現時点で自身が向き合わざると考えているものです。
・激甚化する気象災害に対して建築は何が出来るのか ─実大ストームシミュレータの実現に向けて
・レジリエンスに着目した建築構造設計とは?(途中まで)
・なぜ社会は専門家の声を聞かないのか、専門家は社会の声を聞かないのか─人為的要因による災害の防止に向けた技術・社会のあり方(途中から)
・超々高層建築物の基礎構造設計に向けて ─現状の課題と将来展望
・巨大津波から10年─防潮堤とまちづくり
・建築・都市のライフサイクルモニタリング
・手で考えて身体でつくる ─デザイン/ビルド教育の多様性と可能性
・建物の価格を考える─ストックの健全な活用に向けて
・建築のスクラップアンドビルドと保存・活用のバランスを どう創り出すか
それぞれを聴講して考えたこと、感じたことの一部を備忘録として以降のブログに残しておこうと思います。