「しくみをみよう」構造目線

『成』なすこと , デザイン力学ノート , 構造教材

デザイン力学ノート 102 「構造とは何ぞや?」

構造の授業の一番最初にこの図を示して、構造とは何ぞや?について説明している。

構造デザイン概念モデル

建築の構造を例にとると、そこらにある材料を組み合わせて建築物を作るとき、
その作り方を構法と呼んでいる。材料と構法のことが分かっていれば建てることができる。
この見える部分を「相」と位置付ける。

建物に加わる力のことを荷重と呼んでいる。
建てた建物が存在し続けるためには、荷重に対応していかなければならない。
そのことを考えるための原理原則が力学である。
この力学について検討することを「体」と位置付ける。

建てられた建築物には姿形、用途があり、ただ在り続ければ良いというものではない。
どうあるべきかに向き合うことを「用」と位置付ける。

建築と向き合う際には、
この「体」「相」「用」の3つの相について考える必要がある(と私は考えている)。

これらを同時に考えるわけではなく、
真ん中の構造と記したエレベーター?を上り下りしながら検討が進められていく。

このモデルは、
そもそも建築構造と向き合う中で、構造とは何ぞや?と自問自答する中で、考えたものである。

しかしながら、このモデルは、
建築に限らず、あらゆる物事のデザインにも適用できるのではないかと考えている。

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