単純梁と片持梁、それぞれに集中荷重が加わった場合の比較をする。
もともと直線であった梁が曲がることを「たわむ」という。
たわむことによって下がった分の長さを「たわみ」または「たわみ量」と呼んでいる。
単純梁の中央に集中荷重が作用したときには、たわみは真ん中で最大となる。
片持梁の先端に集中荷重が作用したときには、たわみ量は先端で最大となる。
加わる力が2倍、梁の長さも2倍の単純梁の中央のたわみと
加わる力、梁の長さが1倍の単純梁の先端のたわみは同じ大きさになる。
いかに片持梁が変形しやすいかということが分かる。
100秒ほどの「単純梁と片持梁」