ここまでの力になら耐えられるという強度。
その強度よりも小さな負担しか加わらなければ、
壊れない。
では、
強度ぎりぎりまでの負担が加わるような設計をしてよいのか?
と問われると、それはダメ。
予想を超えた力が加わったり、
計算の想定通りではないことが起こったり、
何が起こるかわからないので、
余裕を見込んでおかなければならない。
余裕を見込んでおくための数値が安全率である。
かなり大きな安全率を見込んでおけば安心である。
でも、安全率を大きく見込みすぎると、
過剰な設計になっているかもしれない。
大きめの安全率を見込んでいるのに、
精緻すぎる計算をしているのかもしれない。
安全率の塩梅!?塩加減!?は
デザインの要であると思われる。
100秒ほどの「安全率」の話