「しくみをみよう」構造目線

ブログ , 終末のデザイン

【終末のデザイン】花が実になる

イロモノ

庭に植えた茄子の実がなった。

モノクロ

茄子の花って何色?

イロモノ

茄子の皮のように紫がかった色をしている

モノクロ

花はどうなった?

イロモノ

花が咲いて そのあとしばらくしてから実ができた

モノクロ

花は散った?

イロモノ

ヘタの近くに萎れた花びらがくっついていたけど いつの間にかなくなった

モノクロ

花の終末の後に実ができた

イロモノ

雌しべが受精して子房が膨らんで実になる

モノクロ

花の一部が実になるということか

イロモノ

そもそも花は実をつけるために咲いている

モノクロ

目的は実で 花は手段

イロモノ

花の美しさを鑑賞するなら 花は目的

モノクロ

その場合には 花が萎れたり散ったりすると 目的を終える

イロモノ

目標を達成した時点で終末を迎える

モノクロ

実をつけることが目的なら その花の終末は実になったときに迎える

イロモノ

実の中にある種が土に落ちて その種から芽がでる

モノクロ

そしてその芽が成長して再び花をつける

イロモノ

種が落ちるところまでが目的なのか

モノクロ

芽吹くところまでが目的なのか

イロモノ

それとも再び花を咲かせるところまでが目的なのか

モノクロ

もし 花を咲かせるところまでが目的だとすると

イロモノ

花の終末は 次に花をつけるところで迎える?

モノクロ

ぐるぐる回って いつまで経っても終末に至らない

イロモノ

それを輪廻というのだろうか

モノクロ

咲いている花は咲き終わって終末を迎えるけど

イロモノ

その先にある目的が次の花を咲かせることだとすると終末には至らない

モノクロ

いつまで経っても終末を迎えることがない

イロモノ

花の咲く期間は一瞬ではない

モノクロ

花が咲くのは永遠の繰り返し

イロモノ

終末を迎えて すべてが終わって無になるわけではない

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