
何十年かぶりに富士山に登ったよ。

高山病にはならなかった?

今回は駆け上がることなく、意識的呼吸しながら登ったので大丈夫だったよ。

山頂まで行った?

初めは昼頃に折り返す予定だったけど、予想時間より早めに登って行けたので、最終的には山頂まで登ってしまった。

では、今回は無事で何より

いや、下山が思いのほか大変だった。

下山の方が短い時間なんだよね。

そうでもなかった。楽じゃなかった。

どんどん滑り降りるように下山できるんじゃないんだ。

以前も富士宮口から登ったんだけど、その時は砂利の登山道を滑り落ちるように降りた気がする。

登山道が変わっていた?

そう、今回は岩が階段上になっていたので、そこを降りるのが結構大変だった。

滑り降りるのも危なそうだけど、階段を降りるのも大変なのか・・・

シーズンの終わり間際であったからかもしれないけど、階段状の岩も随所で崩れ気味になっていた。

登る時には気づかなかった?

あまり意識せずに登っていた。階段上になってたので以前より登りやすかったかもしれない。

だから以前より楽に感じたのかも

そうかもしれない。以前は山頂付近で鎖をつかんでよじ登る箇所もあった気がするけど、それもなくなっていた。

で いざ降りようとしたら、その階段状の岩を降りるのが大変だった?

そう 段差は揃ってないし、時折滑るし、岩はとがっていたりするし、かなり大変だった。

で 下りに予想以上の時間がかかったんだ。

山頂では気づかなかったけど、登りですでに結構体力を消耗していて、そこから降りる時点ですでに体がきつい状態にあったのかもしれない。

ま でも 無事下山できてよかったね。

なんとか無事に戻ってこれたよ。

そもそも、下山するところまでイメージしていなかったということだね。

前回と異なる状況であることを意識しないまま登ってしまった。

山登りの終末がいつかを意識してなかったね。

そうだね 山登りの終末は登頂したら時点ではないね。

下山して戻ってきたときが終末

そうだね 戻ってこないと終われないね。

いろいろなものごとも元に戻るところが終末

生まれて死ぬということも同じかも

終末って、ぐるっと回って元に戻ってくるところにあるのかもね。