第5回 木造耐力壁ジャパンカップ

平成14年度 第5回 木造耐力壁ジャパンカップ

平成14年度から、施工性も考慮する形となりました。施工性については、枠となる柱、土台、桁、内部の補強材となる木材、金物をそれぞればらばらに持ち込み、当日、会場で組み立てることとし、その組み立て時間を測定して競います。当日の会場での出場者の施工される様子に圧倒されるとともに、中身の仕組みをその場で見ることができ、より一層、興味深く観戦できるようになりました。

また、前年度までの材積の制限を重量制限とし、木材部分と金物部分を分けて、当日重量検定を行うことになりました。材積のチェックや既に組み込まれた金物重量のチェックなど、昨年度まで厳密さにかけていたと思われるものを、公正にチェックできる形に改めました。重量制限に変わったことにより、どのような比重の材料をどれだけの材積使用するかという判断が、出場者に委ねられることになりました。当日が雨模様となった折には、重量ぎりぎりで臨んだ出場者が、含水率が上がって、制限をオーバーしないかとひやひやする様子なども見受けられました。

なお、、前年度より3P(2730幅)を1体としたものの、出場者の負担の軽減を考慮し、予選では1P(910mm)とし、決勝でのみ3Pにすることに変更しました。第5回目となりますが、回を重ねるごとに出場耐力壁の強度が向上し、決勝戦では、壁同士をつなぐ部分が破壊し、対戦不能となるハプニングも発生し、強度部門については引き分けという形で終わりました。

各賞の審査には、次の皆様に当たっていただきました。
平成14年度各賞審査員(敬称略)
デザイン賞  
技術開発特別賞 
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