「しくみをみよう」構造目線

ブログ , 終末のデザイン

【終末のデザイン】戦争の終末

イロモノ

戦争が終わらない

モノクロ

終末についていろいろ考えてきたけど

イロモノ

戦争に終末はない?

モノクロ

戦争そのものが終末に向かう行為

イロモノ

人の命を奪い、街や建物を壊して人が生きる環境を破壊する

モノクロ

なぜ、こんなにも残虐な終末に向かう行為が繰り返されるだろうか

イロモノ

自分の命、自国の存続など、それらを守ることが絶対的な正義だとされる

モノクロ

それらを守ためなら、他人の命、他国の存続を蔑ろにしても構わないと考える

イロモノ

人の命を奪い、街や建物を壊して人が生きる環境を破壊するという行為は、人にとって終末に向かう行為なのに

モノクロ

自分の命、自国の存続など、それらを守るためならやむなしとされ続けている

イロモノ

はるか遠い昔から今まで、そう考える人がいることは避けられない

モノクロ

どうやら避けられないのだとしか思えない

イロモノ

殺された側、街を壊された側には、その怨念が宿って仕返しすることも正義になる

モノクロ

終末に向かう行為の連鎖を断ち切る術がない

イロモノ

術はないのか?

モノクロ

終末に向かう行為は、その終末に至るまで終末を迎えることはない?

イロモノ

終末に向かわないためのデザインの手法はあるのだろうか?

モノクロ

破壊するための兵器が開発され続けている

イロモノ

そのためのデザインがはるか昔からなされ続けている

モノクロ

破壊するための兵器を作らせないためのデザイン手法がない

イロモノ

破壊行為に加担する罪は、その破壊行為が大きければ大きいほど、一人の命では償いきれない

モノクロ

償いきれないぐらい大きな破壊行為に至っては個人の責任に留めようがなくなる

イロモノ

罪が大きすぎて罪にとえない?罪の意識が小さくなる?

モノクロ

なので残虐な行為の歯止めがかからない

イロモノ

歯止めがかからなければ戦争は始まるし、始まった戦争は終わらない

モノクロ

結局ずっと戦争し続けている

イロモノ

戦争がいかに残虐な行為であるかということを認識しているだけではだめ?

モノクロ

その残虐さを避けることよりも掲げた正義が優先される

イロモノ

終末に向かわないためのデザインの手法はなさそう?

モノクロ

終末を迎えるまで、終末に向かい続ける。

イロモノ

そんな救いのないことで良いのだろうか?

モノクロ

良いはずががない。

イロモノ

じゃあ、どうデザインする?

モノクロ

どうする?

イロモノ

どうしようか?

関連記事