メタアーキテクト 次世代のための建築
秋吉浩気 著 発行:スペルプラーツ 2022
ギャラリー間で、著者のサイン入りを購入しました。
現代社会における建築のあり方について
鋭く的を射た提言がなされています。
参考文献が豊富で、建築について考えたいのであれば、
ここで紹介されている本を片っ端から読み進めれば良いと思います。
著者がさまざまな論考をもとにいかに自ら進む方向性を見出したのか
その思考プロセスを追うことができます。
中央集権的な社会に適応してきた生き方を
どのように見直すべきか、具体的な方策が示されています。
建築家なるものが社会に果たす役割は何か、
その役割を果たすためにはどうすべきであるか、
これからの建築家のあり方も示してくれています。
著者が掲げる「ビルドデザイン」というキーワード
その本質を理解するための必読書です。