「しくみをみよう」構造目線

 みがまえる 身構える 

 何ごともなければ、何ごともなく、

 何かがあって、何かが起こる。

 建物に加わる力のことを荷重と呼ぶ。

 自身の重さがあるから、

 固定荷重と呼ばれる自重がある。

 床があるから、

 そこに載るものの積載荷重と向き合うことになる。

 自重が関係している地震の影響も、

 自身の重さがあるから避けられない。

 自身によって遮ってしまうから

 風荷重を無視できない。

 荷重は、自身がなければ存在しない。

 建物そのもののが持っている、属性である。

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