「しくみをみよう」構造目線

 ぬれる 濡れる 

 雨がかかる。水が溜まる。湿気を含む。

 濡れ続けると、鉄は錆びるし、木は腐る。

 水蒸気を含む暖かい空気が冷たくなると

 空気中から、水が出てくる。

 冷たい素材に空気が触れて、水滴が着く。

 水がなさそうなところが、濡れ続けたりもする。

 木をシロアリが食べる。

 生きていくために水分が必要なシロアリは、

 濡れた木を食べる。

 シロアリから守るために、

 濡れ続けるような状態を避ける。

 濡れることについて、構造計算はしない。

 でも、維持するために考えざるを得ない。

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