「しくみをみよう」構造目線

ブログ , 終末のデザイン

【終末のデザイン】スポーツの対戦の終末

イロモノ

永遠に続くスポーツの対戦はない

モノクロ

試合は必ず終末を迎える

イロモノ

試合時間が決まっている対戦だと終了の合図とともに試合が終わる

モノクロ

点数の差がわずかで逆転の可能性があるときの終了間際には緊張感がある

イロモノ

同じ試合時間の中でも終了間際に緊迫感が増すような気がする

モノクロ

同じ試合時間なのに終了間際の時間は違う

イロモノ

終末の直前の時間には特別な何かがある

モノクロ

勝負に決着がつく直前だからだろうか

イロモノ

選手の疲労度も増しているので、試合開始直後とは選手の動きも違っている

モノクロ

そういう中でギリギリまでの力を発揮する挑戦が繰り広げられる

イロモノ

最大の山場が終了間際にやってくる

モノクロ

逆転の可能性がなく勝敗がほぼ明らかな試合だと緊張感はない

イロモノ

確かに そういう試合だと終了間際は山場ではないか

モノクロ

でも 勝敗が決まるのは終了の合図のとき

イロモノ

その瞬間まで 試合は続けられる

モノクロ

決着というのはすべてを終えた時につくもの

イロモノ

終末を迎えなければ勝敗は決まらない

モノクロ

そもそも どういう決着をつけるかという結果に向けて試合は行われる

イロモノ

ギリギリまでの力を発揮するためには 初めから終末を意識しておいた方がいいのかも

モノクロ

選手は最初から全力疾走すればいいというものではない

イロモノ

スポーツの対戦とは ある決められた試合時間と向き合う戦いなのかも知れない

モノクロ

同点の場合には 延長線が行われることもある

イロモノ

向き合う時間が引き延ばされる

モノクロ

選手の疲労度もさらに増していく

イロモノ

さらにギリギリまでの力を発揮する対戦が繰り広げられることになる

モノクロ

その場合 試合の残り時間とさらに向き合うべき戦いになる

イロモノ

試合時間に制限ではなく 勝つための点数とかセット数が決められている対戦もある

モノクロ

テニス 卓球 バレーボールとかね

イロモノ

最終セットをどちらが取るかで勝敗が決まるような対戦だと やはり終末直前が山場となる

モノクロ

時間の枠は決められていないけれど 接戦の場合 最後の山場に盛り上がりを迎える

イロモノ

そこまでの対戦の駆け引き 選手の疲労度なども含め 試合の終了間際に手に汗握る対戦が繰り広げられる

モノクロ

その場面で 選手の緊張感も最大になるかも知れない

イロモノ

その緊張感がある中でも最大のパフォーマンスを発揮しなければ勝者とはならない

モノクロ

ラグビーは 試合終了の時をノーサイドと呼んでいる

イロモノ

そこで対戦が終了する

モノクロ

それまでの時間を両チームが目一杯戦う

イロモノ

ノーサイドを迎えることが試合そのものの最終的なゴールだといえる

モノクロ

そうだとすれば 日々の練習で意識すべきことも違ってくるのかも

イロモノ

試合終了の時をイメージする

モノクロ

そう 試合終了直前の緊張感を意識しながら日々の練習もしなければならない

イロモノ

終末に対する意識を常日頃持っておいた方がいい

モノクロ

それを普段から意識しているかどうかで 最終的な勝敗結果も変わるかも

イロモノ

試合には絶対に終わりがあるからね

モノクロ

その終わりと初めから向き合っている

イロモノ

目指すゴールはノーサイド

関連記事