「分ける」こと「わかる」こと
坂本賢三 講談社学術文庫
原本1982 講談社
分類についてのさまざまな考え方が紹介されています。
紹介されている分類方法は洋の東西を問わずに多岐にわたっています。
色道大鏡の解説などもあり、とても粋な本です。
その中で、
古くから仏教にあった体・相・用のとらえかたが説明されています。
その3つは、それぞれ、「そのもの」「見える姿」「はたらき」に対応していると筆者は述べています。
私自身は、この3つの分け方が、
建築構造の概念、さらには構造デザインの概念をイメージするのに有用だと考え、次の図を描きました。