「しくみをみよう」構造目線

『成』なすこと , デザイン力学ノート , 構造教材

デザイン力学ノート 001「寸法効果」

大きさが異なると、
たとえ同じ形状でも構造的には別物である。

小さければ安定していたものが、
そのままの形で大きくなると
不安定になることがある。

面積は長さの2乗、体積は長さの3乗である。
長さが2倍になれば面積は4倍になり、
長さが2倍になると体積は8倍になる。

同じ形でも大きさが異なると
構造的に異なる。
このことを寸法効果と呼んでいる。

小さな模型を作って丈夫そうだと感じても、
同じ形の大きなものにすると思ったほど丈夫なものにならない。

100秒ほどの「寸法効果」の話

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